シンガポールで仕事をして感じた10のこと|移住・転職ならGJC
シンガポールで1年働いてみて、仕事や生活面で感じたことを10個まとめました。シンガポールは治安がよく気候も温暖で、過ごしやすい国です!ただそれだけではない魅力やネガティブなことも含め、個人的な感想をお伝えします。
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1. シンガポールはやっぱり先進国
シンガポールは小さい国ながら多様な側面があり、約1年経った今でも日々驚きや感心に出くわします。そのなかでも「シンガポールはやはり先進国だ」とあらためて感じさせられる場面が多くあります。
国民の生活水準が高く、金融や物流を中心とした産業は世界トップレベル。ビジネス面でも生活面でも、非常に居心地の良い国です。公共交通機関も整っており、MRT(鉄道)やバスを使えば国内のどこへでも移動できます。
また国内ほぼ全域でGrabなどのタクシー配車アプリが使え、価格もそこまで高くないため、国民の足として活躍しています。買い物を楽しめるショッピングモールはほぼ各駅に存在し、生活面で不自由はありません。日本食スーパーも多く、日本食材が低価格で手に入ります!
東南アジアと一括りに考えられることがよくありますが、シンガポールはそのなかでも発展した国であると感じます。
2. アジア諸国へのアクセスが良い
シンガポールは「アジアのハブ」といわれるだけあって移動が便利です。チャンギ空港はその美しさや心地の良い空間から、スカイトラックス社が行う「世界ベスト空港(World’s Best Airport)」で、1位を通算12回獲得しています。利用客数、発着数が多いことはもちろん、ダイニングやエンターテイメントなど、空港内の設備も充実しています。
チャンギ空港からは世界各地への直行便が出ており、LCCも多く就航しているため海外旅行がしやすいのも魅力です。私はシンガポールに来て約1年ですでに6カ国を訪れており、同僚、知人にも頻繁に他国へ旅行をしている人が多くいます。
逆にシンガポールに訪れる外国人も多く、街にはビジネスや観光目的で来ている多くの外国人を見かけます。また市内からチャンギ空港へのアクセスも良く、地下鉄で30分程度。ほかにもタクシーやバスなどの交通手段が選べます。
3. 自分を「外国人」と意識する必要がない
シンガポールは中華系・マレー系・インド系など多様な人種が混在する多民族国家です。居住する外国人の割合は約3割と、世界でも例を見ない多さです。街を歩いていると見た目や飛び交う言語がさまざまで、自分がどこにいるのかわからなくなるような感覚があります。
そもそも国民のうち7割強が中華系、2割弱がマレー系、約1割がインド系であり、シンガポール人自体も複数の言語を話します。公用語は英語のため基本的には英語だけで生活できますが、電車の案内などには英語、中国語、マレー語、タミール語の4カ国語で記載されています。
私自身、過去に他国で生活していたときに「自分はここでは外国人だ」ということを意識し過ぎてしまった経験がありました。しかしシンガポールではそのようなことはなく、誰も周りを気にせずに個々がそれぞれ暮らしているような印象を受けます。
4. 移動時間はもったいない
私はバスで50分ほどかけて通勤していますが、ローカルスタッフには遠すぎると驚かれます。シンガポールは国土が狭く、どこに行くにも移動しやすいのが特徴のひとつです。シンガポール人は基本的に通勤に時間をかけず、職を勤務地で選ぶことも珍しくありません。
日本のように通勤に1時間以上かけるような人はほとんどおらず「日々の時間をいかに有効に使うか」を気にしている人が多いように感じます。
シンガポールの交通・通勤事情についてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
>>「シンガポールの鉄道、タクシー、バスなど交通・通勤事情を解説!」
5. 冷房がきつすぎて体調管理が難しい
シンガポールは年間を通して高温多湿のため、基本的に外を歩くと汗ばみます。しかしショッピングモールやバス、電車などの交通機関、オフィスなど、1歩屋内に入ると冷房がかかりすぎていることが多いです。
理由は諸説あるようですが、省エネを意識づけられている私からすると「もったいない」と思うこともしばしば。よくシンガポール人も寒がっているので、なぜここまで寒くするのか疑問です。
そのため体調管理は必須で、特に女性は羽織ものを常に持参している人がほとんどです。冷房によって体調を崩すこともありますが、最近はややきつすぎる冷房も心地よく感じ始めた自分がいます(笑)
シンガポールでの服装やオフィスでの冷房問題については下の記事でも紹介しています。こちらも参考にしてください。
>>「シンガポールの季節ごとの服装事情!禁止されるファッションも解説」
6. 日本の外食はクオリティが高い
海外に来てあらためて感じたのが、日本はとにかく生活がしやすいこと。特に、日本の外食クオリティの高さには驚きます。
シンガポールでもおいしい日本食やイタリアンなどの洋食は食べられますが、値段が高い!また、シンガポールは酒税が高く、レストランでビールを頼むと1杯1,000円以上かかることも少なくありません。そのため日本のように手軽に外食をすることには少し抵抗があります。
7. いろいろな人と関われる
居住者における外国人の割合が約3割のシンガポールでは、日々さまざまな国籍、バックグラウンドをもつ方と出会います。職業柄、求職者の方と面談することが多いのですが、アジアだけでなく世界各地の方がシンガポールでの転職や移住を検討している印象です。
近年、外国人のビザ取得が徐々に厳しくなっているものの、まだまだ間口は広げられており多くの方にチャンスがあります。興味のある方はぜひトライしてみてください!
8. 海外で働くことは特別なことじゃない
シンガポールでも数多くの同世代の日本人が活躍しています。プライベートで平成3年会というグループを運営しており、すでに約50名もの方が参加してくれています。シンガポールに来ている理由はさまざまですが、大半は仕事です。
私がシンガポールに来る当時、日本でまわりに海外就職を考えていた知人はほとんどいませんでしたが、出会っていなかっただけだと気づきました。
なかには英語が話せない人や、会社都合で泣く泣く来ている人もいますが、それぞれ活躍しておりシンガポールで働くことは特別なことではないと強く思うようになりました。
9. 不便なこともたくさんある
ここまで「良いこと」を多く書きましたが「悪いこと」「不便なこと」も多くあります。
たとえば病院。私はあくまでも外国人なので、国の健康保険には加入できません。そのため、基本的には自己負担です(。その場合、普通の風邪でも診察と薬で3万円かかるなんて話もあるようです(もちろん、企業によっては保険を用意してくれるところはあります)。
また、不動産価格は東京よりも高く、賃貸であっても毎月の出費は大きいです。Studioと呼ばれる一人暮らし用のワンルームは基本的に月10万円以上するため、単身者はシェアルームに住む人が大半です。
ほかにも、おいしい日本食やお酒が高いこと、日本語が通じないこと、雨が多いことなど、挙げればキリがありません。しかし、これらのような「不便なこと」を踏まえても、シンガポールに住む価値は十分あると思っています。
10. 日本よりも目的意識をもって生きている人が多い(ように感じる)
海外で出会う日本人、その他の外国人は、何かしらの目的意識をもって生きている人が多い印象です。そのような環境に身をおいて生活するのは刺激的であり、自分の生活に対する危機感も生まれます。
特に理由があってシンガポールに滞在している外国人に会う機会が多いため、そのたびに考えさせられます。
シンガポールは、刺激的な環境でキャリアアップを目指したい方に適した環境です。興味のある方はぜひご相談ください!
シンガポールでの仕事・生活に興味があるなら
個人的な話をたくさんしましたが、私は20代のうちに海外移住、そしてシンガポール就職にチャレンジしてよかったと本当に思います。シンガポールへの就職・転職に興味がある方は、Good Job Creationsの無料相談をご利用ください!
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ライター紹介
Masaki Hamaguchi / Good Job Creations
日本の広告代理店で勤務後、さらなるキャリアアップを目指して来星。ボランティア、インターンシップ、バックパッカーとして約30カ国を訪れた経験を生かし、転職支援を行っています。