英語レジュメ(英文履歴書)の書き方・作り方!簡単なテンプレートも

英語レジュメ(英文履歴書)の書き方・作り方!簡単なテンプレートも

海外転職において必ず乗り越えなければならないのが、面接と履歴書です。海外就活で求められるレジュメには、日本の履歴書のように決まった形式はありません。そのため、基本的な記載事項やポイントを押さえておく必要があります。

この記事ではシンガポールの人材紹介会社Good Job Creationsが、実際の例も提示したうえで英文レジュメについて解説します。

また、弊社では海外転職、特にシンガポールへの移住・就職に関する無料相談を実施中です。興味がある方はぜひ気軽にご相談ください!

レジュメ(CV)の意味とは?日本の履歴書との違い

レジュメ(CVとも呼ばれる)は日本でいう履歴書・職務経歴書に当たるものです。就職・転職活動の際、応募企業にこれまでの実績やアピールポイントを文面で伝え、面接につなげるためにレジュメ作成は必須です。

日本の履歴書は、1枚で人となりを含めすべてアピールできるように作られています。例えば、住所や性別、年齢、健康状態、配偶者の有無、過去の給与など、個人情報を記載するケースが多いといえます。

一方で英文レジュメの場合、上記項目は場合によっては採用する側からの差別項目にあたるとされることがあるため、記載しないことがほとんどです。また趣味・特技など、仕事に関連しない内容も一切入れる必要はありません。

くわえて履歴書と職務経歴書のように、2種類に書類を分ける必要もありません。海外のレジュメでは1枚の紙に簡潔に情報をまとめ、面接官に対してわかりやすくシンプルに伝えることが重視されます

英文レジュメの書き方・例、必要な項目

英文レジュメ作成にあたり、最低限必要となる項目は以下のとおりです。記載例部分はコピーして、テンプレートとして利用いただいて構いません。

英文レジュメの項目

  • 名前・連絡先等の個人情報(写真は必須ではありません)
  • 生年月日
  • 学歴
  • 職歴(企業名・ポジション・就労期間・就労内容 ※箇条書きが好まれる)
  • スキルや業種が一貫している場合、職歴・経歴・パーソナリティの要約があると良い
  • その他スキル・資格

英文レジュメの記載例・テンプレート


Name
〒Address in Singapore
Tel / Email address

Objective (志望動機等)

WORK EXPERIENCE(職務経歴)

Good Job Creations Pte.Ltd (Jan. 2010 – Dec 2016)
-Position title-

  • Prepare monthly payments for…
  • Maintain existing clients and develop new clients…
  • Supervise team members and report to HQ in Japan. etc…

EDUCATION

Good Job University (April. 2005 – March. 2009)
Department Of Human Resources.

QUALIFICATIONS

  • TOEIC900 (March. 2016)
  • Driving License (March. 2008)

英文レジュメ作成のポイント

以上が英文レジュメの基本フォーマットです。レジュメ作成にあたっては、以下のポイントを参考にしてください。

1. 職歴などは簡潔にまとめる

  • 業務内容を箇条書きにする
  • 業務の実績・成果を簡潔にまとめる

2. フォントをそろえる

3. 冠詞や人称代名詞を省略する

  • a や the などの冠詞は基本的に省略
  • I(人称代名詞)も省略

4. 希望する職種が明確な場合はObjectiveに志望動機を記載

5. アピールしたい付加情報があれば記載

  • プログラマーやデザイナーなど一定のスキルを必要とするポジションの場合は、ポートフォリオを別途作成するか、作品が掲載されているサイトURLを記載
  • LinkedInやGitHubのURLを記載

その他、応募時に必要な書類

応募にあたっては、英文レジュメの他に以下の書類が必要です。人材紹介会社を通した応募の際は、コンサルタントにご相談・ご確認ください。

  • 成績証明書
  • 卒業証明書
  • パスポートコピー

場合によっては、前職での在籍証明の提示を求められることがあります。また、オファー前にはリファレンスと呼ばれる、選考中企業から前職の上司へ候補者の働き方やパフォーマンスに関するヒアリングをされることも。

特に外資系企業に多く、バックグラウンドチェックに近いものですが、過去の実績を証明するため、また信頼を得るためにも紹介状が必要なケースもあるので覚えておきましょう。

シンガポールの日系企業に応募する場合、英文レジュメは必要?

シンガポールで外資系やシンガポール資本の企業(ローカル企業)に応募する場合、準備するのは英文のレジュメだけで構いません。

ただし日系企業の場合、シンガポールでは履歴書と職務経歴書の両方を求められることがほとんどです。人材紹介会社の弊社としても両方準備することを推奨しています。

シンガポールの日系企業が日本人を募集する場合、日本人の顧客への対応や、日本人上司とのコミュニケーションが求められます。また面接時の採用担当者は、基本的に日本から来ている駐在の日本人です。

そのため面接も日本での慣習に沿った形で進められることが多く、基本的には日本での面接と同じようなスタンスで臨むことになります。

日本と同じ履歴書、職務経歴書は必須ではありませんが、採用担当者にも見慣れた履歴書の方が伝わりやすいため、気遣いの意味も込めて日本式の履歴書・職務経歴書を準備しましょう。

英文レジュメのご相談ならGood Job Creations

英文レジュメは日本の履歴書と違い、よりシンプルにわかりやすく、アピールすべきことを端的にまとめる必要があります。難しく考えすぎず、自信をもって過去の実績を書いてみましょう。実際書いてみると、英文レジュメのほうが簡単に書けるかもしれません。

書き方に困った場合や、応募する企業によって書く内容を変えたい、また自分のアピールポイントがわからない場合は、Good Job Creationsにご相談ください!

>>無料相談はこちらから

海外での就職を目指すなら、面接に関する情報をまとめたこちらの記事もおすすめです!

>>「シンガポールで英語不要の日本人求人はある?英語力ゼロで就職するには

ライター紹介

Yuka Kobayashi / Good Job Creations

東京の大学に進学後、約3年半日系IT企業でのコンサルティング営業を経験。学生時代の留学経験をきかっけに海外転職の道に・・2015年冬に来星し、現在は人材紹介会社にて求職者向けの転職支援をしています♪常にポジティブマインド!皆さんのキャリアの後押しができるよう日々奮闘中です!

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