最新のシンガポール求人一覧!日本人向けに求人票の見方も詳しく解説
シンガポールへの転職を目指すなら、まずは求人をたくさん見ることから始めましょう。もちろん募集要項は英語で書かれているので、最初はとっつきにくいかもしれませんが、はじめは詳細がわからなくても問題ありません。
大体どんな仕事内容なのか、概要さえ理解できればOKです。この記事ではシンガポールの人材紹介会社Good Job Creationsが、シンガポールの求人票を見る際の5つのポイントと、最新の求人情報も紹介します。
弊社ではより条件に合った求人情報の紹介や、まだ検討段階で相談したいと考えている方に向けた、現地コンサルタントによる無料相談も行っています。ぜひご活用ください!
【最新】シンガポールの求人情報(日本人向け)
現在ご紹介できる求人情報の一覧は、以下のページからご確認いただけます。
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以下では求人票の見方を項目別に見てみましょう。
求人票は主に5つの項目に分かれている
シンガポールの求人票には、主に以下の5つの項目が記載されています。
- Position Title:ポジション・肩書き
- Job Description:職種・職務内容
- Requirements:応募条件
- Benefits and Conditions:待遇
- Company Overview:会社概要(規模・文化・雰囲気)
項目自体は日本の求人票とほとんど同じですが、各項目のニュアンスは英語の場合少し異なるケースがあります。
求人表には必ず5つの項目がすべて記載されているわけではありませんが、これらを理解しておけば募集を探す際に役立つでしょう。実際の求人広告も用いて解説します。
1. 職種(Position Title)
こちらは執筆時点にGood Job Creationsで掲載している求人情報の1つで、日本語話者向けの通訳・翻訳業務に関する求人です。上部の見出しのような部分が職種(Position Title)にあたります。
職種に関する注意点として、Account ManagerやSenior Account Managerと書かれている求人が多く見られます。日本の感覚としては「マネージャー」といえば管理職のようなポジションを想起するかもしれません。しかし英語の求人票においては「担当」「(シニアレベルの)担当」を意味する場合があります。
アカウントが顧客や取引先を指すため、Account Managerと書かれている場合は「販売・営業担当者」。つまり顧客をマネジメントする担当者のことであり、日本におけるマネージャー職とは異なります
「管理職だと思って応募したら、実は平社員だった!」といったことが起こりかねないので気をつけてください。
2. 職務内容(Job Description)
Job Descriptionをみる際は、動詞に注目すればわかりやすいでしょう。
画像を例にすると、以下の職種が求められていることがわかります。
- to ensure designated sector revenue targets are achieved or/and exceeded:会社からの収益目標を達成すること
- developing new business :新規開拓
- to handle Japanese clients: 日本人顧客の応対
Responsibilityは職種における役割や責任範囲のことです。Upsell(高い商品を売ること)や、long-term customer satisfaction(長期的な顧客満足に貢献すること)などの内容が明記されています。
概要とほぼ同じ内容が書かれていたり、どちらか片方のみ記載されていたりすることが多いといえます。
3. 応募条件(Requirements)
応募条件の見方も難しくありません。一般的に必須条件として「学歴」「類似経験⚪︎年以上」「語学力」が設定されており、それらに対して例えば以下のような任意の条件が書かれています。
- Degree/Diploma:大学または短大に相当する学位
- minimum 5 years’ sales experience in solution selling:最低5年のソリューション(問題解決・提案型)営業経験
- Ability to converse and write effectively in Japanese::日本語を話す力、読む力
画像の中央あたりに書かれている“will be preferred”が「満たしていればなおよし」という意味です。“In-depth knowledge of telco & system integrator environment will be preferred”で「電話会社やシステムインテグレータの深い知識があれば歓迎します」ということです。
できれば任意の条件まで満たしたいですが、必須条件だけでも応募はできます。必須条件を満たしていない場合は書類で落とされる可能性が高いですが、ダメ元でも興味があるなら応募した方が良いでしょう。
採用事情は流動的であり、裏では募集条件が適宜変わることもあるため、チャンスは大いにあるでしょう。
ちなみに最後の”We regret only shortlisted candidate will be notified“とは「合格者にのみ連絡します」という意味です。
合格の場合はメールで連絡が来ることが多いですが、リクルーター(採用担当者)から直接電話がかかってくることもあります。
4. 待遇(Benefits and Conditions)
待遇の中で気になる箇所といえば、やっぱり給与ですよね。
給与は求人によって非公開(undisclosed)となっていることもあります。これは本当に非公開の場合もあれば、求人媒体に登録していないと見られない場合もあります。
その他、勤務時間やBenefits(福利厚生)も記載されているので、確認しておきましょう。シンガポールでは、dental(歯医者)や、miscellaneous allowance(雑手当)など、特殊な手当を出している会社もあります。
シンガポールの福利厚生事情についてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
>>「シンガポールで働く場合の福利厚生や仕事を見つける方法を解説!」
5. 会社概要(Company Overview)
求人票によっては会社概要も書かれていますが、会社のウェブサイトを見ることをおすすめします。
個人向けの消費財を売っている会社であれば、その製品を実際に使ってみたり、もし行けるのであればお店に行ってみたりするのも良いでしょう。
志望動機を書く際や面接に活きてくるので、企業研究は入念にしておきましょう。
シンガポール企業における履歴書(レジュメ)作成や面接対策は以下の記事で解説しているので、そちらもご覧ください。
英文レジュメ(履歴書)作成
>>「英語レジュメ(英文履歴書)の書き方・作り方!簡単なテンプレートも」
面接対策
>>「シンガポールでの採用面接対策!頻出の質問10選|求人情報も紹介」
まずはシンガポールの求人をたくさん見てみよう
今回は、シンガポールで仕事を探す際の求人票の見方をお伝えしました。慣れてしまえば英語で書かれていても怖くないので、まずはたくさんの求人を見てみましょう。
求人の見方がわかるだけでなく、シンガポールでは今どのような職種が足りていないのか、逆にどの業界では転職が難しいのか、労働市場の把握にも役立ちます。
シンガポールでの転職はGood Job Creationsをご活用ください。あなたの条件に合った求人の紹介から採用活動まで一貫してサポートします。無料相談も行っているため、気軽にお問い合わせください!
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シンガポールへの移住に興味がある方には、こちらの記事もおすすめです。
>>「シンガポールに移住・転職するメリットと注意点!ビザや条件も解説」
ライター紹介
Rie Oshima / Writer
新卒で経営コンサルティング会社へ入社。その後、自身も現地採用としてシンガポールで就職し、採用業務に携わる。日本人の海外就職斡旋や、外国人材の日本就職支援に携わったのち独立。現在は、フリーランスとして採用支援やライターとして活動中。