シンガポールの季節ごとの服装事情!禁止されるファッションも解説
シンガポールは年間を通して暑い夏のような時期が続きます。しかし単純に夏服だけあれば良いとは言い切れません。
今回はシンガポールの気候や、気をつけたい服装のルール、オフィスでのファッションについても解説します。
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基本的には夏らしい服装でOK
シンガポールは年間を通じて25度〜30度程度で、季節や月による温度の変動はほとんどありません。またシンガポールには四季がなく、乾季(3月〜10月ごろ)と雨季(11月〜2月)に分かれています。
乾季のシンガポールの服装
乾季は晴天の日が多く日差しの強い暑い日が続くので、日本で夏に着るような服装で過ごせます。日差しが強いので帽子やサングラスなど、日焼け対策が必須です。また、建物内は冷房が効きすぎている場合があります。気軽に羽織れるものを1枚持ち歩くようにしましょう。
雨季のシンガポールの服装
雨季はスコールが増え、日本の梅雨のように一日中雨が降るというより、短時間に多くの雨が降るのが特徴です。雨季も乾季と変わらず高温多湿なため、基本的に夏服で過ごせます。しかし、雨が多いので折り畳み傘や雨合羽を持ち歩くと良いでしょう。曇りの日が多く、乾季よりも過ごしやすい日が増えます。
シンガポールで禁止されている服装
シンガポールではドレスコードが決まっていたり、宗教施設では肌の露出を控えたりする必要がある点に注意しましょう。
シンガポールのドレスコード
シンガポールには、世界中から一流のビジネスパーソンが訪れます。高級なレストランやホテル、カジノ、ゴルフ場などもあり、そういった場所ではドレスコードが定められていることが多いです。
店によって異なりますが、男性は襟付きのカラーシャツにくるぶしまでの長ズボン、革靴といった組み合わせが一般的です。女性は少しフォーマルなワンピースや、ブラウスとスカートなどを合わせると良いでしょう。
しかし店によってはジーンズにスニーカーでも大丈夫な場合があるため、そこまで厳密ではありません。
宗教施設ではカジュアルな服装はNG
シンガポールは他民族国家であり、さまざまな宗教を信仰している方がいます。それぞれが互いの信仰を尊重しあうことが、シンガポールのルールです。
特にイスラム教やヒンドゥー教の寺院・モスクなどの宗教施設に入る場合は、肌の露出を控える必要があります。長ズボンを履き、施設に入るときは一枚羽織りものを身につけるようにしましょう。
実は服装以外にも、シンガポールで気をつけるべきことは多くあります。下の記事で独特なルールやしてはいけないことなどをまとめているので、渡航の予定がある方はぜひ参考にしてください。
>>「【2024】シンガポールの法律・ルール|やってはいけないこと一覧」
シンガポールのビジネス・オフィスファッションについて
金融業界をはじめ、営業職ではスーツの人がほとんどです。一方で、コールセンターなど事務職であれば比較的服装は自由といえます(Tシャツ、チノパン、ビーチサンダルなど)。
また、ユニフォームがある職種の場合は仕事着で通勤する方が多い印象です。飲食店勤務の方たちは、お店のポロシャツやTシャツを着たまま移動していたり、ユニフォーム姿のナースも通勤電車で見かけたりします。
以下では、男性と女性のオフィスファッションの違いについて紹介します。
男性のオフィス・ビジネスの場での服装
男性のオフィスでの服装は、基本的にパンツに長袖シャツが定番です。オフィシャルなビジネスの場ではシンガポール人、日本人、その他の外国人もスーツを着ています。ただ、ネクタイをしている人はほとんど見かけません。
日本人はシンガポールでもビジネスの相手が日本人なら、ジャケットにネクタイで訪問します。街中でスーツ&ネクタイの人がいたら、「日本人かも」と思ってしまうくらいです。
女性のオフィス・ビジネスの場での服装
シンガポールは多民族国家です。オフィス街ではマレー系の方は民族衣装、インド系の方は一部サリー生地を使用したモダンなインド風の服装を着ている女性をよく見かけます。
また、中華系の女性はワンピースで出勤している方が多く、そのワンピースがかなり透けていたり露出が多かったり、日本人では躊躇してしまうような服装の方もなかにはいます。
ただ、前述のように金融業界や営業職で働く女性は、スーツやワンピースも少し落ち着いたものを身につけてる方が多い印象です。
また、靴については日本のオフィスではパンプスとストッキングが必需品ですが、シンガポールでは生足にペタンコの靴で通勤している女性が多いです。人によってはビーチサンダルで出勤してオフィスで靴に履き替える、もしくは外部の人と会うときだけ履き替えるという光景を見かけます。
また化粧に関しては、シンガポール女性は薄めかスッピンがほとんどです。あまり日本人のようにきちんとメイクしている人は少ない印象です。
もちろんばっちりメイクをしている女性もいますし、化粧したらオフィスで浮いてしまうなんてことはありません。日本と同じようにメイクを楽しめます。
そんなシンガポールですが、眉毛やアイラインのタトゥーを入れている人が意外と多いです。一度同僚が眉毛にタトゥーを入れたばかりで出勤してきたときは、クレヨンしんちゃんばりの太さと濃さに、失礼ですが笑いを堪えるのに苦労しました……。
オフィスでは防寒対策を忘れずに!
お洒落も大事ですが、シンガポールのオフィスは防寒対策が必須です。
前述のとおり、シンガポールの建物内の冷房温度は日本にくらべてかなり低いといえます。オフィスも同様で空調は全館まとめて管理されていることが多く、会社によっては毎日極寒の世界です。
露出の多い服や素足に靴だと、人によっては非常に寒く感じるかもしれません。私の場合は毎日ジャケットにブランケット、パンツ、ストッキング、パンプスが欠かせません。エアコン送風口の真下に座る同僚は、帽子をかぶって仕事をしていることもあります。
シンガポールで働く場合は、男女ともにひざかけや簡単に羽織れる暖かいカーディガンなどを用意しましょう。
また、シンガポールのジャケットは裏地がついているものが多く、訪問などで外出する際、肌にまとわりついて暑く感じます。日本のように夏用のジャケットという概念がないので、カジュアル兼少しフォーマルな、夏用もしくは薄手のジャケットをもってくると重宝するでしょう。
シンガポールでもファッションを楽しもう
オフィスでの服装が会社によって違うのは、シンガポールも日本も同じです。また、勤務先が日系・外資・シンガポールの会社なのかによっても左右されます。
しかし、総じてシンガポールのオフィスファッションは日本よりも自由な印象です。シンガポールで働く場合は勤務先のオフィスのルールや雰囲気を確認して、男性も女性もオフィスでのファッションを楽しんでみてください。
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ライター紹介
Aiko Takada / Good Job Creations
日本で10年の社会人経験のあとアメリカ、スウェーデンを経てシンガポールで営業アシスタントとして就労中。海外生活14年目突入のなんちゃってシンガポールPR。